四平市(しへい-し)は、中華人民共和国吉林省西南部に位置する地級市. 各方面に連絡する道路・鉄道網により中国東北部の交通の要衝となっており「東方のマドリード」とも称される新興工業都市である. 漢族をはじめ満洲族、蒙古族、回族、朝鮮族、チワン族、シベ族など30の民族が住み、漢族が人口の91%を占める.
四平市は北側で長春市、南側で遼寧省鉄嶺市に接している.
東南部は丘陵地帶、西北部は松遼平原が広がり、温帯半湿潤モンスーン気候に属する. 年降水量600mm、年平均気温4.6℃、1月の平均気温-16.5℃、7月の平均気温23℃.